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低血糖症について |
低血糖症とは、血液中の糖分濃度(血糖値)が、正常な範囲を超えて下がりすぎてしまう事をいいます。
なぜ、このような低血糖症が起きるのでしょうか?
お菓子などに含まれる糖分を多量に摂取する生活を続けている人は、それらに含まれる糖分は、身体への吸収が非常に早いために、急激に血糖値が上昇してしまいます。
その変化を感じ取った身体は、それに対応して、血糖値を正常な範囲内に戻そうという働きを起こすのですが、その時に、急激に血糖値を下げていくという反応が起きます。
それによって、以前よりも血糖値は下がりすぎてしまうという現象が生じてしまうのです。
今度は、血糖値が下がりすぎた反応で、糖分を身体が求めてしまったりして、急激に血糖値が上がるというサイクルを繰り返すようになります。
そうして、血糖値の急激な変化を繰り返すうちに、すい臓の働きも鈍り、インシュリンの異常分泌などが生じてしまう。
つまり、甘いものを食べたその瞬間以外は血糖値が下がったままになってしまいやすいという事です。
血糖値が低いままでは、脳も充分に働く事ができません。
脳が充分に働く事が出来ないので、いつも頭がボーっとしたり、無気力になったり、集中力がなくなったりします。
さらに、低血糖に対応するために、身体はアドレナリンを放出して血糖値を保とうとします。
それにより、気分が高揚したり、イライラしたり、怒りっぽくなったりという反応が生じてしまいます。
>>低血糖症のチェック表
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